
緊急時・被災時、炭水化物ばかりの食事で体が重く感じることがあります。 避難生活で真っ先に不足するのが、野菜に含まれるビタミンとミネラルです。50代からの備えにおいて、体調維持は最優先事項。今回検証するのは、無印良品の『1/3日分の野菜を使った トマトスープ』。保存食とは思えない「具材の満足感」と、それがもたらす安心感をレポートします。

| 項目 | 検証データ / 詳細 |
| サイズ(実測) | 袋寸 縦(H)/158mm 横(W)/140mm |
| 重量(実測) | 213g (袋含む) |
| 内容量 | 200g(1人前) |
| 賞味期限 | 約2年程度 注文、購入時期により多少の誤差があります。 ローリングストック向き |
| 野菜の量 | 生野菜換算で約117g 厚生労働省推奨の1日分の1/3をとることができます。 |
| エネルギー | 79kcal 罪悪感なく夜食にも使える低カロリー |
| 原材料 | 野菜(じゃがいも(国産)、にんじん、たまねぎ、キャベツ、にんにく)、炒めたまねぎ、トマトペースト、トマトピューレ、チキンエキス、なたね油、でん粉、砂糖、チキンエキス調味料、食塩、香辛料、(一部に小麦・大豆・鶏肉を含む) ■本製品に含まれるアレルゲン/小麦(wheat)・大豆(soybean)・鶏肉(chicken) |
| 価格 | 350円 (税込) (2026年2月購入時) |
| 製造 | 日本 (MADE IN JAPAN) |
このスープの「検証ポイント」3選
① 圧倒的な「具材感」が生む、「食する」ことへの喜び
レトルトスープにありがちな「汁だけスープ」ではありません。 にんじん、じゃがいもなどがゴロゴロ入っています。「しっかり噛んで食べる」ことは、脳を活性化させ、不安な時のストレス解消にも繋がります。災害時、人は不安になると「噛む」ことを忘れがちです。ゴロゴロとした野菜をしっかり噛んで味わうことは、脳に「今、自分は生きている」という信号を送り、心の平安を取り戻すスイッチになります。「飲む」ではなく「食する」満足感、視覚と咀嚼(そしゃく)がもたらす安心感をこの一杯のスープがもたらしてくれます。

メグル野菜のゴロゴロ感とトマトのほどよい酸味があって、レトルトっぽさがないですね。洋食屋さんで出てきそうな味わいです。
② 「冷たくても美味しい」という災害時の強み
カセットコンロなどがあれば温められますが、火が使えない状況もあります。 このスープは、冷たいままでも豊かな香りと、トマトの酸味と、野菜の旨みがしっかり感じられるよう作られています。「温めたら美味しい」のは当然。でも、ライフラインが止まった直後の「最初の一食」として、いざという時にそのままで完結するという、使い勝手のよさもこのスープの特徴です。


③ ローリングストックを「ご褒美」にする味
「備蓄のために我慢して食べる」から、「美味しいから食べたい」へ。期限が近づいたから義務感で食べるのではなく、「今日はこれが食べられる!」という小さな喜び。このスープが日常にあることで、手間をかけたくない時の一品としてとても役立ってくれます。備蓄棚が「倉庫」から「パントリー(お気に入りの食糧庫)」へと変わります。「防災のために我慢して食べる」のではなく、「賞味期限が近いから、今日はこれを楽しもう」と思える上質な普段使いでも、スープの美味しさを楽しむことができます。
「めぐる。備え。」の視点
私はこのスープを、パントリーの目立つ場所に置いています。体調が優れない日に、手間をかけたくないランチとして日常的に使い、減ったら買い足す。特別な『非常食』を作らないことが、実は一番確実な備えになります。無印良品なら、どこでも手に入るという『入手のしやすさ』も、立派なスペックの一つです。200gという重さは、非常時に持ち出し袋の中では少しだけ贅沢な重さかもしれません。でも、その中には『1/3日分の野菜』という安心と、調理にも使える『200mlの水分』が詰まっています。日常の食卓で使ってみると程よいボリュームと味わいで、その重さが心強い味方に変わっていく。日常と非日常をめぐらせる、一番身近な備えだと考えます。



お米(またはアルファ米)と一緒に炊いてリゾットにしても、相性抜群のスープです。こちらも一度試してみてください。
まとめ:どんな人におすすめか?
①日常でも災害時でも「野菜不足」や「便秘」による体調悪化を未然に防ぎたい方へ
②いかにもな「保存食」ではなく、美味しいものを備蓄したい方へ
③家族の健康を預かる、家庭の「防災担当者」へ





