【実測・検証】スノーピーク『HOME&CAMP バーナー』レビュー。キッチンから避難先へ。五感を満たす「食」への備え。

スノーピークから販売されている『Home & Campバーナー』の写真です。ブログのスノーピーク『Home & Campバーナー』の検証レビューのトップ画像です。製品を上から撮影したもので、木のテープルの上にバーナーがのっています。

災害時、温かい食事は何よりの薬になります。でも、仰々しいカセットコンロを食卓に出しっぱなしにするのは少し抵抗がある……。そんなスマートな美意識に応えてくれるのが、スノーピークの『HOME&CAMP バーナー』です。トランスフォーマーのように美しく折り畳めるこの一台は、なぜ「究極の防災キッチン用品」なのか。キャンプをしない人にこそ知ってほしい、その実力を検証します。

スノーピークから販売されている『Home & Campバーナー』の検証写真です。箱はグレーの色でとてもおしゃれな雰囲気を醸し出しています。パッケージの表面と横面の画像です。表面にはバーナーを展開した写真が載っており、横面には収納時のコンパクトな状態の写真が表示されています。
項目検証データ / 詳細
収納サイズ(実測)箱寸 縦/130mm 横/277mm 奥行/113mm
本体 縦/120mm 横/250mm 奥行/89mm
1.5Lのペットボトル程度の存在感
展開サイズ(実測)本体 縦/120mm 横/340mm 奥行/330mm
重量約1.4kg
片手で楽に持ち運べる重心設計
最大発熱量2,100kcal/h
25cmクラスの鍋も安定して加熱可能
使用燃料CB缶(Cassette Gas Bombe/カセットガス)
スーパーやホームセンターでも買える汎用性
※メーカー推奨の専用缶も販売されています。

CB缶とOD缶の違いについて
CB缶 (Cassette Gas Bombe)は細長く(カセットコンロ用)安価でスーパーやコンビニでも購入が可能です。OD缶 (Out Door)はずんぐりした円柱形で価格が少し高めでアウトドアショップやホームセンターで購入することができます。アウトドア用に利用されることが多く、火力・耐寒性に優れているのが特徴です。
安全装置圧力感知安全装置付
初心者でも安心の設計
使用期限目安(参考)日本ガス石油機器工業会(JGKA)では
カセットコンロの使用期限目安を約10年
カセットボンベの使用期限目安を約7年

とされています。
普段からの機器のメンテナンスや製造年月日の確認も大切な心の備えになります。
価格13,750円 (税込)
(2026年1月購入時)
製造韓国 (MADE IN KOREA)

この道具の「検証ポイント」3選

① 「収納の美」がもたらす即応性

このバーナーの最大の魅力は、出しっぱなしにしても美しい「円筒形」のフォルムです。 キッチンの隅や本棚に置けるため、「棚の奥から重いコンロを引っ張り出す」手間がありません。この「アクセスの良さ」が、非常時にも迅速な食事の準備を助けてくれます。

スノーピークから販売されている『Home & Campバーナー』の検証写真です。収納状態のコンパクトな画像が4枚並べてあり、斜め横から1枚、正面と裏面が各1枚、側面が1枚。非常にコンパクトな様子が見てわかるようになっています。
メグル

収納時の本体サイズ 縦(H)/120mm 横(W)/250mm 奥行(D)/89mm

スノーピークから販売されている『Home & Campバーナー』の検証写真です。ガス缶と並べて、収納時にどれだけコンパクトになるかを説明した画像です。幅はガス缶とあまり変わらず、狭い空間にも収納することができそうです。
メグル

収納時の幅はガス缶より少し大きいくらいで、狭い空間に収納が可能です。

② 重い鍋もしっかり支える「安定した3点支持」

一般的な小型コンロは五徳(ごとく)が小さく不安ですが、これは大きな脚が2本とベースについている土台が非常に安定します。3つの点で支えるため、接地する3点が均等な平面となり、鍋の底が多少平らでなくてもガタつきにくい安定した構造です。見た目の美しさと清掃性を考慮して設計されています。転倒リスクの低さやバリアフリー的の視点で造られています。

スノーピークから販売されている『Home & Campバーナー』の検証写真です。斜め横から1枚です。収納している状態から使用する状態に展開した画像になります。

③ 「CB缶」というライフラインの選択

専用のガス缶(OD缶/Out Door缶)ではなく、スーパーで買える「カセットガス(CB缶/Cassette Gas Bombe)」が使える点。 「どこでも手に入る燃料」であることが、長期化する避難生活などでいかに重要かを考えさせられます。

スノーピークから販売されている『Home & Campバーナー』の検証写真です。CB缶(カセットガスボンベ)とOD缶(アウトドアボンベ)の違いをイラストを使って説明した画像です。

「めぐる。備え。」の視点

週末、ベランダでこのバーナーを使ってコーヒーを淹れる。そんな日常の小さな楽しみが、実は『ガスが止まった時のシミュレーション』になっています。道具を使いこなす自信こそが、最大の備え。 自分のお気に入りの美しい道具は、その自信を育んでくれます。持つことの満足感を、この製品は高めてくれます。

メグル

便利なポイント:やはりアウトドア用のOD缶ではなくカセットボンベ式のCB缶(いわゆるカセットコンロ用)を使えることですね。普段使いができて有難い配慮です。ガスにもこだわる方はスノーピークが薦めている、各器具に合わせた専用缶「ギガパワーガスCBブタン」を使ってみるのもいいかもしれませんね。

スノーピークから販売されている『Home & Campバーナー』の検証写真です。スノーピークから発売されているオリジナルの専用ガスの画像です。全体がグレーでシンプルにロゴが入っている、とてもシンプルなデザインでスノーピークらしいこだわりがここでも感じることができます。

■専用缶「ギガパワーガスCBブタン」。シンプルで洗練されたデザインですね。

メグル

CB缶(カセットガスボンベ)は、主にガスの種類によって「レギュラー(ノーマル)ガス」と「パワー(ハイパワー)ガス」に分かれ、それぞれ適した気温や用途が異なります。いつも自宅で使う用途のノーマルタイプと、低温に強いイソブタン/プロパン混合タイプの2つがあります。

比較項目レギュラー(ノーマル)パワー(ハイパワー)
主な成分ブタン(液化ブタン)イソブタン・プロパン
沸点(ガス化する温度)約-0.5℃約-11℃〜-42℃
得意なシーン春〜秋の室内・キャンプ冬場の屋外・寒冷地
火力(出力)標準的強く、安定している
価格安価(3本パック等)高価(1本数百円〜)
ドロップダウン現象起こりやすい(冬は火力が落ちる)起こりにくい

まとめ:どんな人におすすめか?

①生活感を抑えた「隠す防災」を実践したい方に

②停電・断ガス時でも、家族に温かい料理を作ってあげたい方に

③信頼できる日本ブランドの品質を好む方に

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